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中国雲南・貴州省で少数民族に出会う旅
中国各少数民族にはそれぞれの宗教や風習があります。そういった少数民族が集まり住む地域を旅する場合、地元の風習を知っておけば、楽しい旅をすることができます。雲南・貴州省には少数民族が多く居住し、少数民族の宝庫です。
1.新年の水掛祭り
新しい年に厄を払い、すべてが順調にいけるようという願いを込めて、人々は水を掛け合います。ダイ族の女性は柳腰でスタイルがよく、色っぽい雰囲気を漂わせています。極彩色のドレスにカラフルな唐傘を差し、頭にはたくさんの花かんざし。同姓ながら、つい振り返ってしまいます。男たちは闘鶏に興じ、川では龍船競争が繰り広げられる。町中が年に一度の大きな祭りで浮き立っています。
水掛祭り
龍船競争
2.大理ペー族の繞三霊の祭日
大理ペー族の繞三霊の祭日、晴れた民族衣装を着たペー族らが雲南省大理周囲の村々から大理蒼山麓の大理古城に集まり、1村で1行例を作り、8角鼓を叩いたり、木葉で美しい曲を奏したり、覇王鞭を打ちながら回り踊ったりして大理アル海湖辺の村々を練り歩きます。覇王鞭とは長さ約1m、両端には銅銭を付けられた竹です。踊る女性が覇王鞭の中部を持って、竹先を自分の肩か、足かに叩いながら2人は身を変更して踊りながら練り歩きます。
覇王鞭
3.新年やおめでたい日などに踊る「芦笙舞」
ミャオ族の舞踊の主要なものには「芦笙舞」、中でも最も特色があるのが「芦笙舞」。「芦笙舞」は新年やおめでたい日などに踊る。毎年旧暦の正月15日、3月3日、9月の重陽節などにも踊る。さらに「芦笙舞」だけを舞う「芦笙節」もある。祝日になると人々は芦笙場にやって来て、大きな芦笙舞のチームが伴奏し、踊りをリードします。彼らは一列の隊形を保持し、吹奏する。人々はチームに囲まれた中で踊ります。男性は力強くてたくましく、女性はしなやかで美しく、彼女たちの踊りに合わせ銀飾りがやさしい音を奏でます。
芦笙舞
4.イ族の神秘的な「火祭り」
旧暦の2月3日だった18日、イ族のアシ人が開催する1年に1度の盛大な「火祭り」が行われた。紅万村には数万人が集まり、歌ったり踊ったりしてこの祭りを楽しく祝った。
火祭り
5.勇者の刀杆節
刀杆節は、明朝時代に国境地帯を守るために闘い続け、辺境に住むリス族の人々に、平穏をもたらした先人の勇者達に、敬意を表して開催されるようになりました。リス族の男たちが銅鑼を鳴らし中腰の姿勢で上体を上下しながら梯子の周りを回り、上刀山(刀の梯子登り)と下火海(火渡り)が行われます。
刀杆節
6.魅力あふれるバンブーダンス
竹を使ったフォークダンスジノー族民族舞踊。3拍子のリズムに乗せて長い竹の間を上手にステップでかわしながら踊ります。
バンブーダンス